国を挙げて、電子政府の推進なんて叫んでいます。
我々社労士が届出る書類についても、徐々に電子申請の流れが進んでいます。
たぶん、10年位したら、電子申請がメインになっているかもしれません。
恥ずかしい話ですが、社労士という業界は、なかなかそれに対応できていないのが現状です。
電子申請の基本となる「電子認証」ですが、
これを取得している社労士は、全国でもまだ半分くらいです。
また、実際に電子申請を行ったことがある人は、5%にも満たないのではないでしょうか。
確かに、受理するシステムにも問題はあります。
社労士は、事業主の代理人として申請を届け出ることになりますので、
電子的な形での委任状が必要になります。
「委任」の流れについては、現在のシステムではまだテスト段階です。
それよりも、問題なのは、電子申請と似たシステムでFD申請(フロッピディスクによる申請)
というのがあるのですが、
これすらも取り組んだ人が少ないことです。
要するに、社労士は、パソコンにうとい人が多い職種なんです。
いまだに、手書きで書類を作成することが秘伝だなんて思っている人のなんと多いことか…
いくら良いシステムを構築しようとも、それを受ける社労士のほうが変わっていかない限り、
電子申請の本格運用はまだまだ先のことになるでしょう。
